日本スタディ・アブロード・ファンデーション(JSAF)は、2000年設立。同年、米国有名州立・私立大学26校と協定締結。2006年7月より、米国ワシントン州シアトル非営利教育財団A.C.E.(米国国税局規定501(c)(3)登録)のスタディ・アブロード部門としてプログラムを再構築。2014年11月、親団体として一般財団法人日本スタディ・アブロード・ファンデーションを設立。
以前日本では、一般的に、大学生向けの留学は、在籍大学の交換留学または語学留学・研修等に限られていました。優秀な大学生が、制度がないために、留学をあきらめたり、本来の希望とは異なる留学をせざるを得ないこともありました。JSAFは、米国で行われている民間の協定留学制度を導入することによって、海外有名大学へ1学期~1年間学部留学をすることを可能にするため、設立されました。この制度は現地で学生に大学での単位取得を可能して、現地の大学生と一緒に寮生活をすることで視野を広げることができます。従来のような留学生のみで学ぶ語学留学とは違う、また語学留学では留学することのできない有名大学での1年間の学部留学を実現できます。
派遣先協定大学の選定については、下記3つの点が整っていることを重視しました。
加えて、派遣生に寮の滞在先が確保されていることも大きな条件になっています。現在では米国・英国・アイルランド・オーストラリア・ニュージーランド・スペイン・フランス・ドイツ・チェコの有名大学と協定を結び、これまで数多くの優秀な大学生がこのプログラムを利用し、帰国後、日本の大学で単位認定を受け、各種分野、就職、また大学院への進学と大きな実績を残しています。
スタディ・アブロード・プログラムを通して、世界に通用する日本人の育成と多国籍適性能力を伸ばすこと
※「多国籍適性能力」とは
・各国の経済・文化の可能性を思い描き、分析し、創造的に対処する能力
・各国の経済的、科学的、文化的発展に関する知識
・交渉相手を認識する能力と有意義な交渉ができる能力
・各国の文化、風習の理解
・日本人の特性にあった学部留学プログラム構築
・カウンセリング、手続き、大学との交渉、留学後のサポートと帰国後のフォローなど一貫したサポートによって、一人一人の参加者を大切にすること
・姉妹団体American Cultural Exchange of Japanとの共同プログラム(外国語研修/FLAP)
・「参加しやすさ」の向上 (TOEFL基準が緩やかかつ質の高い大学との協定締結など)
・2001年以来の学生派遣実績・経験やノウハウに基づく適切な案内、指導
・教育的視点での学生対応、英語勉強指導
・「日本人大学生のための機会提供、プログラム運営」というJSAF運営目的をスタッフ全員が共有
・派遣学生からのフィードバックをもとにした具体的な案内、出発前オリエンテーション実施
・2006年から、日本の協定留学制度を前進させることを目的に集った国際交流に造詣の深い著名なJSAFアドバイザリーボードが日本人大学生の海外への夢をかなえてくれることをサポートしてくれます。
JSAFメンバーシップ:
2000年 |
日本スタディ・アブロード・ファンデーション (JSAF)を設立 代表森山 |
2001年 |
第1期参加者を派遣 |
2004年 |
JSAFが英国ロンドン大学クイーンメアリー・イーストアングリア大学、アイルランド・トリニティカレッジダブリン・ダブリンシティ大学、オーストラリアフリンダース大学、スペインサラマンカ大学と協定を締結 |
2006年 |
スタディアブロードプログラムを再構築 |
2011年 |
2011年12月オフィスを東京都新宿区高田馬場に移転 米国非営利団体ユナイテッド・プラネットと協定締結(ボランティアアブロード開始) |
2012年 |
JSAFが米国ハーバード大学、コーネル大学、ペンシルバニア大学、デューク大学、ジョンズホプキンス大学、英国オックスフォード大学 (Oxford Study Abroad Programme)と協定を結び、世界トップ校への学部留学「Prestige Study Abroad Program」を開始 同年、米国フェアフィールド大学、テネシー工科大学、ニューヨーク州立大学オールバニ、カリフォルニア州立大学ロングビーチ、ミズーリ工科大学、アシュランド大学、アパラチアン州立大学、英国グラスゴーカレドニアン大学、ニュージーランドオークランド大学、CEPA Foundation(欧州4ヵ国へのセメスタ/イヤーアブロード)と協定締結 |
2014年 |
Prestige Study Abroad Program対象校に、ニューサウスウェールズ大学、オークランド大学、トリニティカレッジダブリン等を追加 米国カリフォルニア州立大学フラトン・サンフランシスコ州立大学・キャロルカレッジ・ミシシッピ大学・ノースアラバマ大学、英国リッチモンド大学ロンドン、オーストラリアニューサウスウェールズ大学、南アフリカネルソンマンデラ・メトロポリタン大学と協定締結 2014年11月、親団体として一般財団法人日本スタディ・アブロード・ファンデーションを設立(JSAFは同財団Global Academic Education)として運営 |
2015年 |
設立15周年を迎える 記念イベントを米国ボストンにて開催 |
2016年 |
5月25日、グローバルスタンダード4技能英語能力判断試験IELTS(アイエルツ)共同所有機関のひとつIDP IELTSが、日本での試験運用を開始する運びとなり、一般財団法人日本スタディ・アブロード・ファンデーション(JSAF)をIELTS公式テストセンターに認定。日本におけるIELTS試験運用事業を開始。 主にJSAFパートナー大学内でのIELTS公式テスト実施ならびにIDP IELTSによるIELTSサポート提供開始。 10月、IDP IELTSが世界的に行っているIELTS公式イベント「IELTSマスタ―クラス」を東京・京都・大阪・神戸・横浜にて日本初開催。 |
~現在 |
米国64校、カナダ2校、英国11校、アイルランド3校、オーストラリア2校、ニュージーランド1校、スペイン1校、イタリア1校、フランス1校、南アフリカ1校、国際教育4団体と協定締結 |
*Study Abroad Foundation(SAF)及びSAFスタディ・アブロード・ファウンデーション日本事務局とは一切関係はありません。
2006年から、日本の協定留学制度を前進させることを目的に集った国際交流に造詣の深い著名なJSAFアドバイザリーボードが、日本人大学生の海外への夢をサポートしています。
◇ディビッド・ウッドワード氏
A.C.E.代表、NAFSA(全米教育者会議)西海岸部会会長などを歴任
◇ノーマン・ピーターソン博士
前モンタナ州立大学国際教育オフィスエグゼクティブディレクター、世界的に有名な国際教育界第一人者、NAFSA広報部副部長など歴任
◇ケン・ロジャー氏
インディアナ大学国際プログラム名誉副部長 NAFSA主要メンバー
◇フレデリック・ロックイヤー氏
International Advisory Service代表、元ポートランド州立大学入学審査部長、NAFSA入学審査部会副会長などを歴任
JSAFは日本の名門大学との協定および連携・協力関係により、大学留学制度の充実のためのお手伝いや、学生の方への専門的かつ正確な情報提供を行っています。詳しくは「大学関係者の方へ」をご覧ください。
JSAFパートナー大学(順不同) 2017年5月時点
アソシエイト・パートナー大学 | |
私立 | 国公立 |
学習院大学 | 鹿児島大学 |
上智大学 | 京都工芸繊維大学 |
成城大学 | 神戸大学 |
東海大学 | 筑波大学 |
東京経済大学 | 富山大学 |
東京女子大学 | 奈良女子大学 |
東洋英和女学院大学 | 福井県立大学 |
同志社大学 | 福島大学 |
獨協大学 | 横浜国立大学 |
日本女子大学 | 琉球大学 |
日本赤十字看護大学 | 龍谷大学 国際学部 |
武蔵野大学 |
詳しくは大学内での説明会もご参照ください