

JSAFプログラムでは、渡米する前に全派遣生を対象に出発前オリエンテーションと英語研修を行います。留学中限られた期間では、すぐに現地の生活に順応することが求められます。そこでより細かい情報を把握して不安なく派遣期間を過ごすことができるよう、内容の濃いオリエンテーションを実施しています。(出発後はJSAFスタッフ全員でサポート対応にあたります。)オリエンテーションと英語研修は各1日ずつ行われ、充実した留学にしていただくための指導・情報提供を行っています。
◆◇英語研修◆◇
出発後に最も多くの人がぶつかる壁が、語学力です。大学の授業では、リスニング力・会話力・ライティング力・プレゼンテーション力・専門知識が総合的に求められるため、相当高いレベルの英語力を出発前につけておくことが必要です。JSAFの英語研修では、ネイティブの英語講師によるアカデミック英語に焦点をあてた講義が行われ、留学後の英語面での問題をスムーズに解決できるように指導します。
◆◇オリエンテーション◆◇
現地で学ぶことについての心構えに加え、現地到着後に環境にすぐに対応するための、具体的なインフォメーションを説明します。カルチャーショックへの対処法、安全管理など生活面から、大学の授業内容、履修登録方法、勉強方法などのアカデミック面まで、細かい説明をしています。またビザ申請や予防接種など出発前の準備についても全て案内をします。
◆◇OB/OGによる経験談と質疑応答◆◇
オリエンテーション最後には、JSAF同窓生(先輩派遣生)からの体験談と質疑応答があります。これから出発する大学への留学を実際に経験した先輩からの話は、とてもリアリティがあり、役立つものです。個別に詳しく先輩派遣生とお話をする時間も設けています。
◆◇同期生同士の交流◆◇
オリエンテーションでは、様々なアクティビティやアイスブレーカーを通して、同期派遣の参加者同士でのコミュニケーションをとれるようになっています。派遣生はお互いにメールアドレス交換を行い、行く場所は様々ですが、JSAF派遣の同期生として、全米にいる同じ時期の派遣生と助け合います。休み中にお互いの大学を訪問しあったりする学生もいます。
オリエンテーション・英語研修報告
実際に行われた過去のオリエンテーション・英語研修の様子をご覧ください。
2010年度秋派遣オリエンテーション![]()
2010年度春派遣オリエンテーション
2009年度秋派遣オリエンテーション
2009年度春派遣オリエンテーション
2008年度秋派遣オリエンテーション
2008年度春派遣オリエンテーション
2010年6月12日(土)10:00~18:00 場所:東京YMCA 講師:Kevin Maxfield先生、マケイラ先生、森田先生
梅雨入り間もない6月12日はJSAFの秋派遣生の皆さんを対象にして英語研修でした。出発前の派遣生の皆さんが一堂に会する数少ない機会ですので、派遣生の皆さんにとってはもちろん、スタッフ全員にとっても、貴重な一日になりました。そんなJSAFの出発前の英語研修の一日をレポートします。
<AM>
●自己紹介
一日の始まりは自己紹介から始まりました。同じ大学に派遣される仲間はもちろん、他の大学に留学する派遣生と交流をはかるよい機会ということで非常に和やかな雰囲気の中からスタートしました。派遣生の皆さんは出発後には新たな世界でゼロから人間関係を築いていくことになります。自分を積極的にアピールするためにも、出発までに色々な場面を想定して自己紹介の練習をしておく必要があります。

●Activity 1 Note Taking Skill①
午前中の最初のアクティビティはJSAFの英語研修ではおなじみのケビン先生による文化人類学のレクチャーから始まりました。多くの欧米の教授はレクチャーを通して学生を楽しませることや授業の雰囲気作りに力を入れます。しかし、板書を綺麗にしてくれる教授は稀ですので、黒板に書かれたことをだけではなく、教授が発した言葉を自分なりに整理してノートにまとめる必要があります。派遣生の中には英語でのレクチャーを聞くのは初めてという方もいらっしゃり、現地での実際の授業のためのよい練習になったかと思います。

●Activity 2 Word Recognition / Listening Skills
次のアクティビティはTeenage Diaries というアメリカのラジオで実際に放送された番組のポッドキャストを聞きました。これはある大学生のボイスダイアリーをそのまま放送したユニークな番組ですが、聞き取りは非常に難しいです。実際に現地で生活すると大学の教授の言っていることや語学研修の先生の言っていることは理解できるのに、周りの学生のいっていることが理解できないという声をよく耳にします。授業などのフォーマルな場面では話者は全員が聞きとれるように比較的ゆっくり、はっきりと喋る傾向にあります。しかし、普段の会話はフォーマルな英語とは違い、スピードが格段に速くなります。それに加えて、スラングなどの普段耳慣れない言葉や騒音などが入るので、なかなか思うように聞きとれないということがよくあります。派遣生の皆さんも留学中にこのような経験を沢山するはずですが、それに臆することなく、現地の学生の輪の中に入っていってもらいたいと思います。
<Lunch Break>
午前中のアクティビティが終わり、やっとお昼ご飯の時間です。レクチャーなどで英語のシャワーを浴びた派遣生皆さんの頭の中はすっかり英語モードでした。昼食の時間も派遣生同士が英語で会話する姿が印象的でした。現地に到着しても日本人同士であっても普段は英語で会話するというルールを決めるなど、お互いに切磋琢磨できる関係が築けるとよいですね。

<PM>
午後は派遣生の皆さんを3つのグループに分けて授業を行いました。午前中はクラスサイズが大きかったため、なかなか積極的に発言ができなかった方も午後は小さなクラスの中で積極的に英語で自分の意見などを表現していました。
●Presentation
3クラスとも午後の授業は共通のアクティビティとして、あらかじめ用意をしていたプレゼンテーションからスタートしました。派遣生の皆さんはそれぞれ事前にハンドアウト用意してプレゼンテーションに臨みましたが、それぞれの個性が出ていて非常に興味深いものでした。


<午後のクラスの様子>
●クラス1:Art Analysis Presentation (担当:ケビン先生)
大学時代はアート専攻だったケビン先生らしい海外のアートワークを使った授業です。Feldman Art Analysisとういう絵画の分析方法を使って、グループごとに絵画の分析を行い、その結果をプレゼンテーションしました。絵画分析という抽象的なテーマは難しく、派遣生の皆さんはなかなか思ったように言葉が出てこなかったようですが、それぞれ必死に取り組んでいました。

●クラス2:Conversational English in U.S. universities (担当:マケイラ先生)
このクラスではアメリカの大学の様々な場面についてシナリオを各グループに配られて、そのシナリオにそって各自のセリフを派遣生の皆さん自身で考え、最後にスキットとして発表しました。英語のみの環境で暮らしていると自分の新たな一面を発見するはずです。留学中はよい意味で新たな自分を“演じる”こともよい経験になるでしょう。

●クラス3:Community Discussion (担当:森田先生)
このクラスでは“Community”についてディスカッションを行いました。海外では様々な文化的、民族的なバックグラウンドをもった方たちが集まり、それぞれ違った特質をもった集団を形成しています。留学中の早いうちに自分の居場所を見つけることも日々の生活を充実させる上で大切です。それに加えて、日本の家族や仲間について紹介するということも大切ですので、このクラスでは、写真などを交えて各自が日本のサークルなどの仲間についてのプレゼンテーションも行いました。

<参加者の声>
英語で大勢の前で話すのはやはり準備が大切だと思いました。日本語ではさほど抵抗はないのですが、英語では非常に難しかったです。日本語でのスピーチ同様に英語でのスピーチの練習に力を入れていきたいです。
(米)アメリカン大学ワシントンセメスタープログラム派遣予定者
他の派遣生の方々とお会いする非常によい機会でした。英語のノートテイキングは難しかったです。素早く正確にノートを取る練習をもっとしていきたいと思います。
(米)オレゴン大学派遣予定者
今回の研修で自分の英語の弱点がわかり考え方も変わりました。自分の意見をもつことを大切にして留学出発に備えたいです。
(米)ユタ大学派遣予定者
研修はとても楽しかった半面、これからもっと勉強しなければならないと強く感じました。また、自分に自信をもつことも留学をするにあたって大切であると感じました。
(米)コロラド大学派遣予定者
リスニングスキルやプレゼンテーションに難しさを感じたので、出発前までにより努力をする必要を感じました。
(英)ブリストル大学派遣予定者
2日目:オリエンテーション
2010年6月13日(日)10:00~17:00 場所:東京YMCA
JSAFオリエンテーション2日目は、実際の留学前準備や留学後の注意点を具体的にお話しする出発前オリエンテーションです。また最後には恒例のJSAF先輩派遣生からの体験談、質疑応答があり、今回は総勢6名の先輩が駆けつけてくれました。
-同期派遣生、スタッフ自己紹介やアクティビティ
-JSAF代表からのメッセージ
-留学前の心構え・カルチャーショックへの対応
-出発前後重要事項の確認、学生ビザ取得/航空券手配のご案内
-留学全般注意点(寮生活、学部授業/英語研修、携帯電話について、銀行口座/送金について、入国の注意点、用意するものについて など)
-予防接種・ヘルスフォーム作成案内
-タイムカプセル
-先輩派遣生体験談、質疑応答




2010年1月9日(土)10:00~18:00 場所:東京YMCA 講師:Kevin Maxfield先生
2010年がスタートして間もない1月9日(土)にJSAF春派遣生対象の英語研修を実施しました。これは2日間にわたって行われるJSAFで行われる出発前オリエンテーションの1日目にあたります。毎回恒例ですが、英語研修に集まった派遣生はその日は1日中日本語の使用が禁止されます。JSAFのスタッフも含めて、参加している全員が英語のみを使って、1日を過ごします。担当講師はおなじみのケビン先生です。初めて他の派遣生と出会う緊張と英語のみの環境の中で参加者の皆さんにとってはかなりハードな1日だったかと思います。そんな英語研修の1日をレポートします。
<AM>
●Warming Up Activity :自己紹介
まずは自己紹介です。参加者の皆さんには一枚の紙が配られ、自分の好きなものと嫌いなものを1つずつ書き、自己紹介と一緒に絵の説明もしました。日本では自己紹介といえば、自分の名前、学校名を言うだけで淡々と進んでいくことが多いかもしれません。しかし、欧米では、初めて出会った人に自分をより知ってもらうために自己紹介がとても大切になります。特に、知っている人が誰もいない国でゼロから人間関係を作っていくのはとても大変なことです。そこで、まずは第一歩として、名前、学校名以外の自己紹介のパターンを場面に合わせてもっておくことが大切です。実際の留学生活をイメージして、参加者の皆さんにこのような部分も感じとってもらいたいという願いも込められています。
●Activity 1: Note Taking Skills
和やかな雰囲気の自己紹介の後は研修の内容はアカデミックな内容になってきます。最初のアクティビティはケビン先生による文化人類学のレクチャーです。いままで日本語の講義しか体験したことがない多くの派遣生の皆さんから、よい経験になったという声を毎回聞きます。ケビン先生も毎回内容を少しずつ変えていき、よりよいレクチャーができるように工夫をしてくださいます。そして、このアクティビティではただレクチャーを聞くだけではなく、“Note Taking Skills”が非常に大切になってきます。日本の大学でも同じだと思いますが、大学レベルの授業で丁寧に板書をする教授はいません。学生はレクチャーの内容を理解して、自分でノートを作っていく力が求められます。参加者の皆さんは慣れない英語でのレクチャーに必死についていきました。
●Activity 2 : Listening Skills
次のアクティビティはTeenage Diaries とうアメリカのラジオで放送された番組のポッドキャストを聞きました。留学中は大学の授業で求められるアカデミックな英語力だけではなく、日常生活に溶け込むための英語力も必要です。留学中に耳にする英語は英語教材のようにはっきり、綺麗に発音されるわけではありません。Teenage Diaries はアメリカの大学1年生のある女性のボイスダイアリーを放送したものですが、しゃべるスピードが非常に速く、周りには音楽などの雑音も混じっており、聞き取りは大変です。ケビン先生によると、耳に入ってくる英語を一字一句聞き取ろうとするのではなく、キーワードをヒントに全体の意味をとらえていくことが大切だそうです。実際の留学生活でもいままで10年以上も英語を勉強してきたのにも関わらず、英語がまったくわからないということも必ずあります。そんな状況の一端を日本で体験するのも出発前の心の準備としてはよいかと思います。
<Lunch Time>
レクチャーやリスニングのアクティビティで頭の中が完全に英語になった参加者の皆さんは昼食の時間であっても日本語禁止のルールは変わりません。それぞれ在籍大学も違うので改めて自己紹介をしている姿なども見かけました。午後のアクティビティに向けて、一休みです。
<PM>
●Activity 3: Oral Presentation
午後の最初のアクティビティはプレゼンテーションです。欧米の大学で学部授業を受ける際はプレゼンテーションが盛んに行われ、学生にとっては必要不可欠なスキルです。参加者の皆さんは事前に提出したエッセイの内容をクラスメイトの前で発表します。エッセイのトピックはそれぞれ違うので、内容を知っているのは自分と先生だけという状況です。プレゼンテーションのハンドアウトは事前に作成をして、全員分を各自に配布をしています。プレゼンテーションをする際のルールは発表内容を一字一句全て書いた“原稿”を用意しないということです。“原稿”をただ読むだけでは、プレゼンテーションの評価は必ず低いものなってしまいます。それよりも、キーワードのみを書いた紙やカードを用意して、あとは自分の表現力を信じて発表を行うほうが評価も高いですし、欧米ではほとんどの学生がそのようにプレゼンテーションをするように幼いころから教育をされています。参加者の皆さんの中には英語で初めてプレゼンテーションを行うという人もいて、それぞれ四苦八苦しながら、発表を行いました。今回は自分が思ったよりもうまくできなかったという人が多かったかもしれませんが、このような経験を日本ですることは貴重ですので、この経験を生かして次につなげていってもらいたいです。
●Activity 4: Art Analysis – Group Communication Skills
最後のアクティビティは3人1組のグループに分かれてのアクティビティです。Feldman Art Analysisという絵画の分析方法がありますが、これを使ってそれぞれのグループに割り当てられた絵画についてのプレゼンテーションの作成がこのアクティビティの課題です。まずは、ケビン先生からFeldman Art Analysisの方法について、簡単なレクチャーをうけ、その後各グループでそれぞれのグループの絵画を分析しました。欧米の大学では、学生同士が小さなグループを作り、協力して課題をこなすという場面も多いです。事前に十分な準備時間を取ることができるプレゼンテーションを経験したことがある人はいましたが、即興で、しかも英語でプレゼンテーションをするという経験は皆さん初めてだったようです。実際の大学の授業では、英語のネイティブスピーカーの学生とグループを組まなくてはならないので、今回よりももっと大変になりますが、つたない英語でも伝える努力をしていただきたいと思います。
1日中英語だけしか使ってはいけないという環境でしたので、参加者の皆さんはとても疲れたと思います。授業終了後に日本語を使ってもよいとなったときの皆さんほっと一息つく顔が印象的でした。出発はもうすぐですが、これからも英語の勉強は毎日続けて、少しずつ努力をしていってもらいたいです。今回の参加者の皆さんがJSAF代表、そして、日本代表として、それぞれの留学先で頑張る姿を想像するわくわくします。
皆さん本当にお疲れ様でした!
<参加者の声>
初めて英語でプレゼンテーションをしました。最初は発音に自信がなく、恥ずかしいと思っていたのですが、やってみると楽しかったです。これからはもっと自信をもって英語の勉強に取り組みたいです。
(豪)フリンダース大学派遣予定者
日本の高校や大学の英語の授業では体験したことがないことが体験できました。アメリカやイギリスの大学でのプレゼンテーションの重要さを改めて実感しました。
(英)ニューカッスル大学派遣予定者
今回の研修を通して自分の心境に大きな変化がありました。同時期に派遣される学生の中には沢山の優秀な方たちがいて、よい刺激になりました。
(米)インディアナ州立大学派遣予定者
英語で言いたいことがあまり言えませんでした。これからは恥ずかしがらずに英語を使っていきたいです。研修も雰囲気がよく楽しむことができました。
(米)ユタ大学派遣予定者
とても楽しい時間を過ごすことができました。英語が通じないということで不安に思っていましたが、他の派遣生の皆さんも同じように感じていたのがわかって良かったです。
(米)オレゴン大学派遣予定者
2日目:オリエンテーション
2010年1月10日(日)10:00~17:00 場所:東京YMCA
JSAFオリエンテーション2日目は、実際の留学前準備や留学後の注意点を具体的にお話しする出発前オリエンテーションです。また最後には恒例のJSAF先輩派遣生からの体験談、質疑応答がありました。自分がこれから留学する大学で実際に学んできた先輩からの生の体験談に、熱心に耳を傾けていました。
-同期派遣生、スタッフ自己紹介やアクティビティ
-JSAF代表からのメッセージ
-留学前の心構え・カルチャーショックへの対応
-出発前後重要事項の確認、学生ビザ取得/航空券手配のご案内
-留学全般注意点(寮生活、学部授業/英語研修、携帯電話について、銀行口座/送金について、入国の注意点、用意するものについて など)
-予防接種・ヘルスフォーム作成案内
-タイムカプセル
-先輩派遣生体験談、質疑応答


留学体験談に熱心に聞き入っていました。
第一日目の派遣生の感想
・英語研修の内容は私にとって少し難しかったので、これからももっと英語勉強に力を入れていきたいです。 (モンタナ大学派遣予定者)
・日本語を話してはいけないと言われた時はとても戸惑いましたが、これから毎晩アカデミックレクチャーやニュースを聞いて留学までにリスニング力を上げたいです。 (カリフォルニア州立大学チコ校派遣予定者)
・アメリカでの授業の参加の仕方がわかりました。これからは様々な事柄に対して自分の意見をもっていきたいです。 (モンタナ大学派遣予定者)
・英語研修を通じて、間違えを恐れずに積極的に参加する姿勢が大切だとういうことに気づくことができました。 (カリフォルニア州立大学ノースリッジ校派遣予定者)
第二日目:オリエンテーション
2009年6月14日(日)10:00~17:30 場所:東京YMCA
英語研修の翌日はJSAFスタッフによる、留学前の重要伝達事項、海外での生活に関するオリエンテーションでした。前日の英語研修の疲れも見せずに派遣生の皆さんは集中してメモをとっていました。午前中はカルチャーショックなど異文化適応についてのオリエンテーションや出発前の重要な伝達事項などについてでした。午後はESLや学部での授業の受け方や寮滞在に関するオリエンテーションを行いました。ところどころで簡単なアクティビティも入れることができ、メリハリをつけてオリエンテーションを進めることができました。JSAFでは出発前はもちろんのこと、出発後も常に派遣生の皆さんをサポートしていきます。2日目のオリエンテーションは派遣生同士の絆はもちろん、派遣生とスタッフとの信頼関係を築くよい機会だったと思います。
午後のもう一つの山場はJSAF派遣同窓生による体験談を聞きました。この日の為に駆けつけてくれた先輩達の話を皆さん真剣に聞いていました。また、それぞれが現地の生活のこと、勉強のこと、渡航前の準備について積極的に質問をする姿が印象的でした。先輩達のお話はどれもリアリティがあり、些細なことにも丁寧に答える姿は私達スタッフにとっても心強いものでした。
派遣生の皆さんはこれからも準備がいろいろと大変になってきますが、2日間のオリエンテーションで学んだことを忘れずに無事に出発までの時間を過ごしてください。
2日間お疲れ様でした!

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2日間にわたるオリエンテーションの初日はKevin先生による英語研修です。
派遣生同期初めての顔合わせの場だったので最初はみんな緊張していましたが、徐々に打ちとけて最後には笑って会話する姿を見る事ができました。
短い自己紹介後、まずはIce Breakとしてゲームをしました。有名な日本人の名前を背中に貼って、Yes/Noで答える質問をして自分が誰なのかを当てるというもの。笑いが起こるなど派遣生同士が打ち解けるきっかけになったようです。その後は宿題となっていたオーラルプレゼンテーション。指定された英語のプレゼンテーションを見て、その要旨とそれに対する自分の考えを述べるものでした。3~5分のプレゼンはメモを見ながらでも難しいものだったと思います。実際、欧米の大学の学部授業ではプレゼンテーションが多く取り入れられています。自分の意見を端的に・明確に述べるという「伝える」ことが大事であると同時に、「聞く姿勢」というものも問われます。Kevin先生は「キーワードになるような単語は必要ならば調べて説明できるように準備が必要」とプレゼン後に解説しました。何を聞かれても答えられるようでなければならないという点では、今まで日本の大学で経験してきた発表と留学先の大学でのプレゼンテーションは重みが違うのかも知れません。
午前中最後のセクションでは、Eメールの書き方指導がありました。Eメールは留学中に最も頻繁に使うコミュニケーションツールです。英語でのEメールの書き方について、基本事項を説明してもらいました。
ランチタイムにも、英語でのアクティビティは続きます。お昼ご飯を食べながら、ランダムに話題が振り分けられ、一人一人が即興のスピーチをしました。トピックは、「I was very disappointed when…」「I was very scared when…」などです。ストーリーをその場で考えて皆の前で話す、というのはなかなか難しいものです。このアクティビティでは、積極的に話をすること、英語で話を組み立てること、また表現の大切さを勉強しました。
昼食後、後半はリーディングスキル・ノートテイキング・リスニングスキルの授業でした。リーディングスキルではアメリカの大学で必要なスキルについて解説していただきました。欧米の大学授業では膨大な量のリーディングを求められます。特に英語に不慣れなうちは、いかに効率よく読むことができるかどうかが大きなポイントになります。ここで学んだことを忘れずに、留学先での授業に臨んで頂きたいと思います。
次はノートテイキングの練習です。Kevin先生が実際に大学の授業の様に文化人類学についての講義を行い、後でテストをして理解度を確認するというものです。派遣生は必死にノートをとっていました。実際の大学の講義は黒板を使わないことが多いので、聞くと同時に書く練習が必要です。研修後の感想でいつも反響が大きいのがこのアクティビティです。よく理解できなかったという派遣生は、危機感を高めてこれからの勉強に活かしていくという感想をいただきました。
リスニングスキルでは、アメリカ人大学新入生のボイスダイアリーを聴いて、重要と思われる単語のピックアップをしました。英語のスピードが速く、派遣生も、授業に特別参加したアメリカの学部で授業を受けてきたはずのOGも苦戦しました。大切なのは分からなくてもとりあえず聞いた単語をメモするということです!リスニングの後には、グループに分かれて最も内容を反映する、重要なワードについて話し合いをしました。その後、クラス全体での議論に発展していきます。このアクティビティでは、聞いたことを理解するだけでなく、グループで話し合って意見をまとめること、それを発表することを体感する場になりました。
総まとめとして、個別にライティングの添削・個別アドバイス。ケビン先生がひとりひとりに、一日のフィードバックを行いました。参加者それぞれが充実した一日だったと思います。また、最後に自己評価・感想の記入をしていただきました。みなさん一日英語漬けになって疲れたようです。しかしそれぞれ自分の課題を見つけることができ、また同期派遣生と授業を受けることで刺激を受けたようです。
参加者の感想:
・「とても有意義な研修でした。ケビン先生のレクチャーを聴くことはとても楽しく、実践的なレッスンでした。研修前は緊張していましたが、達成感を感じます。」ユタ大学派遣予定者
・「私にとって、英語でのレクチャーを初めて受ける事ができ、難しかったですが、楽しんで受ける事が出来ました。ノーマルスピードの英語での授業は難しいですが、その環境に早く慣れたいと思います。」ユタ大学派遣予定者
・「授業中だけでなく、ランチタイムにみんなで英語の会話ができたことがよかったです。一日英語を使うことのできる貴重な機会だったので、なるべくたくさん話すように心がけました。」オレゴン大学派遣予定者
・「一日英語を話したのでとても疲れましたが、もっと英語の勉強をしなければいけないと再認識しました。」ニューキャッスル大学派遣予定者
・「研修はとても疲れましたが、留学前の準備としてとても重要だと感じました。」ユタ大学派遣予定者
皆さんお疲れ様でした!
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出発前オリエンテーション 2009年1月11日(日) 10:00~17:00 場所:東京YMCA会館
オリエンテーション2日目は、JSAFスタッフによる留学に関する注意事項等の伝達です。オリエンテーションでお話ししたことは大切なことばかりです。皆さん真剣に聞いてノートを取っていました。午前中は、海外での生活やカルチャーショックについて、またJSAF派遣生としての心構えなどについてのお話です。ランチタイムをはさんで、午後は出発から現地での生活について細かく説明がありました。その後、今回で2回目となったタイムカプセルの時間です。帰国後の自分に宛てた手紙を書き、しっかりと封をしてカプセルの中へ…。それぞれの想いが実りますように。タイムカプセルは、オフィスへの帰国報告時もしくは同窓会でお渡しします。
16:00からは、JSAF派遣同窓生による体験談を聞きました。今回は、コロラド大学06派遣OGの萩原さん、ユタ大学07派遣OGの小張さん、ユタ大学08派遣OGの田中さんが後輩のために駆け付けてくれました。留学の目的や留学を振り返っての成果について、また現地の生活に関することや、勉強で苦労したこと、準備しておいた方が良いことなど、具体的にアドバイスしてくれました。最後の質疑応答の時間には、積極的に質問をする派遣予定生の姿が印象的でした。小張さんはパソコンを持参し留学中の写真をたっぷりと皆に見せてくれました。自分のオリエンテーションの時にも、先輩派遣生がパソコンの写真を持ってきてくれて嬉しかったから…と話してくれました。OGの皆さん、ご協力ありがとうございました!
9期生の皆さんはこれから出発に向けますます忙しくなります。2日間のオリエンテーションで学んだことを忘れずに頑張ってください。
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講師:Kevin Maxfield先生(左)